アメリカンサモア旅行記
サモアだけどアメリカ領。南洋では珍しく、時々人を騙してくる国なのでちょっとだけ注意。
ここのために来る必要は。。。

2011/1/14(金) 64日目 無計画って良くないですよねー。
【本日の行程:アピア(サモア) ⇒ ツツイラ島】

暇なのでアメリカンサモアに行くことにしました☆
ツアー会社を覗いて、往復380タラの航空券をゲット。
日本人はビザが要るだの要らないだの言われたものの、結局要らないらしい。

アメリカンサモアへの空港は国際空港よりもっとアピアに近い、違う場所にあるらしい。
パパとママに空港まで車で送ってもらう。
何かあったらここまで電話するんだよ!!と番号を渡される。うーん。さすがサモア。

さて、チェックインの時間になってもなかなか受付が始まらない。
聞いてみますと、コンバインしたとのこと。
ん?コンバイン?

係員「その便は乗客が2人しかいなかったから、次の便に一緒に乗ってもらう事にしました。」
我「・・・・・。」









アメリカンサモアはなんだかちょっと不思議な感じ。
あれ、ここは、伊豆?たぶん、山がちで海沿いに道路があるもんだから、
景観がどことなく馴染みがあるような。

そして、雨期だからなのか、雨がどばーっと降ってはすっと止む。
なんといっても、24時間営業のマックが2店も!!
ピザハット、ケンタッキーまでありますよ!!

大都会として認定決定です。



なーんにも調べてこなかったのでとりあえずタクシーに乗り込んで宿探し。
タクシーのおっちゃんは、「うちに泊まってきなよー」などと言い始める。
おっちゃんの家までとりあえず行ってみると、オッチャンの奥さんも、
「私たちクリスチャンだから、いつでもウェルカムよ!」などと言い出す。
絶対にクリスチャンとかそういう問題じゃないと思う。

このタクシーの運ちゃん、生まれはサモアで国籍もサモア。
だけど、一時期アラスカに住んでいたこともあり、アメリカのIDも持ってるらしい。
「サモアに帰りたいよー。」と連呼してました。どうやらサモア人はサモアに住みたい人が多いみたい。

さらに、ここはサモアと違って、中国人、韓国人、フィリピン人が多く働いています。
だからアジア人の自分が街中を歩いても全く不思議でないらしく、
変な目で見られたりしないのもアメリカンサモアならでは。





昔は街にケーブルカーがあったらしいんです!!
そんなの絶対乗ってみたいじゃないか!!
でも今はもうありません。なぜかって?

それは、アメリカには国旗記念日というもがあるらしく、
そのセレモニーの時に、アメリカから来たヘリコプターが、
ケーブルにひっかかて炎上。死者4人。
ということで、ケーブルカーは今はありません。。うっ(涙)



そんなこんなでタクシーを6時間も拘束してしまった結果、
代金も80ドルとバカみたいな金額に。
無計画って良くないですね。









【ちょっと旅情報】
・アメリカンサモアへのアクセス
アメリカンサモアへはハワイ経由かサモア経由から侵入できます。
日本人はビザは必要ありません。
サモアから入る場合、アメリカンサモアへの道は、
週に一本のフェリーかほぼ毎日運航している飛行機の利用となります。
フェリーは往復160タラ。航空券は往復380~440タラ前後です。

航空券はアピア市内にたくさんある旅行代理店、もしくはネット上から購入できます。
ポリネシアン航空、もしくはインターアイランドエアウェイズという航空会社があります。
フェリーはアギーグレイスホテルの先にあるサモアシッピングサービスの近くにある、
コンテナ的な建物の中の事務所で購入可能です。
(サモアシッピングサービスでは購入できないので注意。)

片道をフェリー、片道を飛行機としたい場合、
まずは片道分の航空券を購入し、その航空券を持ってフェリーの事務所に行けば片道ずつ買えるようです。





・アメリカンサモアについて
空港周辺をタフナ、というらしく、
ここがちょうど平野で住居区として人気があるらしい。

そして空港から車で20分ほど行ったところがパゴパゴの港。政府の建物などもここにあるみたい。
でねー、安宿があんまないの。
住みやすそうな空港周辺は最安値75ドルだったしで、
結局パゴパゴの港、SCANLAN MOTEL(Herb & Sia's Motel)一泊45ドル(2泊すると一泊無料)に泊まることにしたんですが、
この宿の中で最高級の部屋に泊まってもまあ外見通り汚いのですね。

続いて交通機関。
空港からアメリカンサモアの中心となるパゴパゴの港町までは公共バスが通っていて、
片道1ドル50セントほどで行けます。
バスの本数も多めで、日中は一時間に2~3本はある感じ。待ってれば結構来る印象。

さらに、本島をツツイラ島というらしいのですが、マヌア諸島、ローズ環礁など、離島もあるようです。
マヌア諸島については、飛行機がだいたい毎日往復150USドル程度で、
フェリーは1~2週に1本ほどあるよう。
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