フランス領ポリネシア旅行記
お金がいくらあっても足りません。フレンチポリネシアって広大なのねー。

2013/2/18(月) 142日目 ヒバオア島
【本日の行程:ヒバオア島】

ぼんじゅーる!
今日はゴーギャン博物館とか行ってみたけど、その話は全面的にカットするよ☆
ランチに伝統的なマルケサス諸島料理を頂きます!



ガイドのお兄さんが練っているのはパンの実。
世の中には「パンの実」と呼ばれる実があって、そいつを焼いた後に水と混ぜながら石ですり潰すと、
なんと餅みたいなパンの焼く前の生地みたいな粘り気のあるペーストが出来るのです!!



そいつにココナッツミルクをぎゅーっと絞ってさぁ召し上がれ。
その他、焼き魚、生魚をライムとココナッツミルクで和えた南太平洋でポピュラーなあの食べ物、焼きバナナが出ました。
この家ではその全てにかける「タレ」が用意されていましたぞよ。
ココナッツミルクにニンニクを入れて、さらに塩で味を調えたスープみたいなもの。
こいつをとりあえず全てにかける!!
うーん、実に南太平洋らしい大雑把な。。



ヒバオア島にはフレンチポリネシアで一番大きい「ティキ」があります。
ティキは所謂、石像です。
島の端っこにあるプアマウ村にそのティキがございまして、その身長は2mを超えるのだとか。

モアイも良かったけど、これも良いんじゃない??



これも印象的。
この石像の土台には「リャマ」が彫られています。
リャマって言えばペルーの動物ですね。
こいつはマルケサス人がペルー人に奴隷として南米へ連れて行かれ、
リャマを見てまたこの地に戻ってくることができた証拠なんだとか。
そういえば、トケラウ人がめっちゃくちゃペルー人のこと嫌ってたなぁ。


ところで。
マルケサス語は、たぶん近い将来この世から消滅します。
マルケサス諸島の学校ではマルケサス語を使うことを禁止しており、徹底的にフランス語で勉強するそうです。
ガイドのお兄さん(30歳)までがマルケサス語を流暢に喋れる最後の世代。
ガイドのお兄さんの妹や弟は既にマルケサス語を話せず、言葉の一部を理解できるだけ。
弟や妹とマルケサス語で会話することはもうできないそうです。

でも、トンガとかも学校でトンガ語を話すことを禁止して英語教育を同じく徹底しているはずなのに、
未だにトンガ語は健在とのことです。
ここらへんの違いがどうして発生するのか、ちょっと疑問に思ったり。
言語教育って本当に難しいです。




【フレンチポリネシアのお金】
値段はざっくりで正確ではないので悪しからず。

■本日の出費
ゴーギャン博物館:600フラン
ジャッカスブレル博物館:500フラン
ガイド代:8000フラン
水:100フラン

小計:9200フラン(1万円くらい)

滞在7日間の合計:218706フラン(24万円くらい)

1日あたり:31243.7フラン(3万5千円くらい)
(合計÷7日間)
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