イラン旅行記
イランって怪しい感じがするけど、実際どうなの?ということで、実際に行ってみました。

2012/11/2(金) 44日目 中国人が詐欺に遭って車内で金品を奪われた話
【本日の行程:タブリーズ】



金曜日って、イスラムの国ではお休みの日なんだって。
薄々、そんな噂は聞いてましたけど、しっかしまぁ、良く休日に当たるよね。
バザールもほとんどのお店がお休みだし、町も店が閉まってがらがら。

でも二日連続、夜行バスでお疲れな私。
さらに洗濯物も溜まって、パンツがもうない私。
私もイスラムの国に倣って、今日は安息日と致しましょうか。



パソコンで日記(このブログ)を書いて、よっしゃ出陣、と宿のロビーを通ると、
中国人と英語を喋れない受付のおじさんが一悶着中。
中国人、最終的に切れる。
どうやら時間が無かったのに、英語を喋れない受付のおっさんに足止めを喰らっていたらしい。

うーん、どちらもご愁傷様である。







少し遠出をすればカッパドキアみたいな景勝が見られる観光地もあるらしいけど、
もう疲れたので市内観光だけに。



芋の甘煮を売ってるおっさんの前で、大学生二人に声をかけられる。

「イランの印象ってどう?」
「日本って物価はいくらなの?」
「一人で来たの?」
「結婚してるの?」
「大学では何を勉強してたの?うちらは会計学を勉強してるんだよ。」
「街を案内してあげるよ!」
「日本人の給料っていくらなの?」
「このポスターは死んだ人を伝えるポスターなんだよ!日本はどうやって死んだことを他人に伝えるの?」



おっと、この親切なパターンはトルコであったような!

警戒心マックスで対応するも、どうやら本当に親切なイラン人だったみたい。
芋の甘煮をごちそうになり、街を案内してもらい、美術館の入場料もおごって貰う。
あー、イラン人、疑ってごめんよぉ。










宿に帰ると。
中国人、号泣。。
何?さらにもう一騒動あったの?
どうやら、旅路の途中に盗難の被害に遭い、ホテルに戻ってきたらしい。

詳しく聞くと、こんな感じ。



手順1:駅に行ってアルメニア行きのタクシーを捜す。
うん、ここまでは順調だね。

手順2:親切(そう)なイラン人に声をかけられる。。
「あら、あなたはどこに行くの?」
「アルメニアなら私たちと同じ方向よ!」
「一緒に目的地の近くまで連れて行ってあげるわ、さあ、車に乗って♪」

男2人、女2人の計四人組みだったそうです。

手順3:知らない場所に連れていかれる。
金だせコルァ!!!!!!!!!!!!!!!!

手順4:お金がないというと、暴力を振るわれる。
結局、ズボンのポケットに入れていた財布などは盗まれたらしい。

手順5:悲しむ。





いや~、本当に他人事じゃないわー。
やっぱりイラン人を疑ってかかることにします。









【おまけ】
ネットにつなげたので、イランのネット事情をご報告。
イランはネット規制中です。

本日、ネットカフェでWi-Fiにて繋げたところ、下記サイトは通常の方法でもアクセスできました。

〈アクセス可能〉
・グーグル
・G-mail
・Hotmail
・FC2管理画面
・2ちゃんねるまとめさいとのまとめ
・CNNニュース日本語版


逆に下記サイトは閲覧不可能でした。
具体的には、アクセスすると自動的に「閲覧不能」画面へジャンプします。

〈アクセス不可能〉
・ヤフージャパン
・アメーバブログ
・FC2ブログ
・ヤフーメール
・ツイッター
・フェイスブック


SNSやブログ系は予想の範囲内だとして、
ヤフーメールが見られないって言うのは、
人によっては致命的になるのでは?

イランに行かれる方は、メールの切り替えも是非ご検討ください。

ネットカフェではこれらのアクセス制限を解除する設定が既に行われているため、
ネットカフェのパソコン端末では上記アクセス不可のサイトも全て閲覧可能です。

なんか、ザルですねー。
サイトマップ
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