キリバス旅行記
キャプテンクックがクリスマスに見つけたからクリスマス島。世界最大の環礁らしい。
いろいろ観光名所があるはずなのに、結局ホームステイして終わってしまった。。

2010/12/20(月) 38日目 寒い。
【本日の行程:クリスマス島】



朝8時にイカリハウスに集合。
やっとクリスマス島でダイビング。

乗船する際、レンタルした器材のオンボロさに不安を抱く。
まず、レギュレーターが着いてなく、オクトだけ。しかもサビ付。
大丈夫かなーと思いつつ、ポイントに着きさあ潜るぞー!と思って器材をチェックすると。

ぷしゅー。

オクト、空気ダダ漏れの故障品であることが判明。

流石にこれを客に使わせられないと判断したエトロンがオンボロ器材を使うことに。
「絶対に離れないでね!」と言われる。そりゃインストラクター共々が死ぬのは嫌なので離れませんよ。



【Tabwakea Drift】
MAX23.7m AVE13.1m 水温20℃ 潜水時間32分
潜水10:31 浮上11:03 
Air 未確認




このポイントは水の透明度が自慢のドリフトダイブ。
ドリフトダイブ=潮に流されながらのダイビング。
エントリーとエクジットが違う場所になるので、
ボートに残った人がダイバーの泡を追いかけて見失わないようにする。
エトロンは、海上に浮かぶ目印の旗と、水中まで持って行くペットボトルとを紐で結んだものを手に持っていて、
それをひっぱりながらのダイビング。
これ、浮上した時にボートがいなかったらめっちゃ怖いだろうなー。。

潮の流れは想像以上に早く、泳いでいないのにぐんぐん流される。
観覧車に乗っているかのように、ぼーっと浮かんでるだけで景色がどんどん変わっていく。
カメなんかもいたけれど、ソロモンで既に見ていたので特に感動もせず、
ただひたすらにドリフトを楽しみました。

やっぱりエトロンが使ってたオクトは酸素がダダ漏れで、空気切れでささっと浮上。
ちなみに糞寒いのに、エトロンは私服にウェットを着けるだけで潜ってました。
私服で潜るインストラクターも珍しいが、
それよりもダイブコンピューターを付けずに潜るインストラクターはエトロンが初めてです。





【M Spot】
MAX18.8m AVE13.4m 水温20℃ 潜水時間42分
潜水12:13 浮上12:55 
Air 未確認
MはMoray Ellの略らしい。

Morayってどういう意味なんでしょうね??
ここは魚ポイント。サンゴは船の碇でずたずたになってしまったとのことです。

とりあえずでかいロブスターがいらっしゃいました。





【Coral Garden】
MAX26.2m AVE11.9m 水温20℃ 潜水時間32分
潜水14:12 浮上14:44 
Air 未確認



珊瑚の庭と名付けられたこのポイント。
ここのサンゴはリーフ状ではなく、あの丸っこい感じのタイプなんですね。




ダイビング後、家に帰ると皆がいそいそとパーティーの食事の準備。
あれーこの前もパーティーやってなかったっけー。
ここでパパについていろいろと発覚。

パパは、Our Marine Serviceという船荷を取り扱う会社の社長さん。
で、今回、初めてフィジー、クリスマス島間を結ぶ船を250000ドル払ってチャーターし、
念願叶った初寄港の日が昨日だったらしい。

実は、部屋数がそんなにないので、パパとママの寝室を独占して使わせてもらい、
パパとママはこの一週間、リビングで息子たちと床で雑魚寝しているのです。
まさかそんな大事な日に自分達の部屋を使わせるなんて。。
なんか初めて会ったとき、「初めての船が~」とかは聞き取れてたんだけど、
詳細はいまいち理解できてなかったんですよねー。

んで、今日はその船員さん達を労うためのパーティーらしい。
この船はこれから三か月おきにクリスマス島にやってくる予定で、
建材や食料をクリスマス島にもたらすそうです。
輸入品に頼るクリスマス島は、なんらかの事情で船が来なかったら、
暫くは釣りをしたりココナッツをとったりの生活をせざるを得ないらしい。

定期的に船が来るって、すごい大切なことなんですね。
改めて認識しなおした日でした。
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