マダガスカル旅行記
アフリカに一番近い“アジア”と称されるらしく、他のアフリカとは雰囲気が違います。
でもやっぱりアフリカなので、結構イラっと♪良い人は多いんだけどねぇ。。。

2011/8/7(日) 269日目 イラっとしないマダガスカル☆アンダシベ一泊二日の旅。後編。
【本日の行程:アンダシベ ⇒ モラマンガ ⇒ アンタナナリボ】



なんだかこの左側のヤツに殺意沸くよね☆
つーことでやってきました、アンダシベの国立公園。
早朝のほうが良く動物が見れるとの事で、公園の入り口に朝7時に着いてみました。
よく看板を読んでみると、国立公園は大きく二つの地域に分かれているみたい。

一つ目は宿から徒歩25分くらいの場所にあって気軽に散策できる、
ANALAMAZAOTRAという地域。
旅行記を読み漁っていて良く目にする、
短いのから長いのまで三種類ハイキングコースがあって、それに伴ってガイド料金も変わるー。
というのはこちらの地域のことね。

・CIRCUIT INDRI 1=2時間コース。ガイド料15000アリアリ。(定員4人)
・CIRCUIT INDRI 2=2~4時間コース。ガイド料25000アリアリ。(定員4人)
・AVENTURE(CIRCUIT INDRI 3)=4時間以上コース。ガイド料35000アリアリ。(定員4人)

といった具合にコースとガイド料が正式に決まっており、
4人までだったら一人のガイドさんをお願いして、ガイド料金を割りカンすることができます。






そしてもう一つは、MANTADIAと呼ばれる地域で、
泊まっているホテル、Feon'ny Alaから17kmほど離れた場所にある、より広大な保護地域となっています。
ここまで行くには、まず車をチャーターしないといけません。
(ホテルで車をチャーターすると一日80000アリアリ)
そんで、広大な敷地なのでコースもいくつかあり、そのコースの分だけガイド料が必要になります。
こちらのガイド料も正式なレートは明確に表記されているので安心。





ちなみに入場料もちゃんと明記されており、
何日間有効かで料金が変わっていきます。
下二つはマダガスカル現地人料金と乳幼児料金。
ま、観光客料金っていう価格設定は、当然ですよね。。。




今回は時間もやる気もないので、
ANALAMAZAOTRA地域の4時間以上コースAVENTUREに参加。
宿でお会いした日本人の方と二人で一人のガイドさんに案内してしもらいました。

公園に入る前に、ちょっとした博物館的な、
いろんな説明が書いてある展示物を眺めます。

ガイドさん「はい、これはこの国立公園の説明が書いてる展示物です。」

我「ガイドさーん、インドリって書いてあるけど、インドリって何?」

ガイドさん「え?」

我「ほら、インドリって文字、英語得意じゃないからこの単語知らなくってー。」

ガイド「・・・・、サルの名前ですよ。」



そりゃガイドさんも一瞬止まるはずだよね、
だってこの国立公園、
インドリってサルが見られるってことで有名なんだもん。
手前は一体何しにここにいらっしゃったんですかおんどりゃですよね。


うふふ、ガイドさん、ごめんなさーい。。






おー、朝早く起きただけあって、なんかわんさか動物いるぞ。
サル系だけでも4種類、カメレオン、トカゲ、蛙、カワセミ、わんさか見たぞ。
その割には写真が少ないよねー。




私、あるまじきことに気づいてしまったのです。









そこまで動物に興味ないかも。。。。
まさか、マダガスカルにきといてマサカの発言ですよ!??
貴様は一体なぜにマダガスカルにおいでになっていらっしゃったおんどりゃですよ!?
次回はもっと動物を勉強してから来ようと、心から反省する。。

とりあえず小雨が降ったりやんだり。
この地域は一年を通して雨が多い地域らしいので、雨具は必携です。
西とは植物も気候も全然違います。

インドリって言うのは白い毛皮と黒い顔面をしたサルのことで、
群れごとに広い縄張りを持っているそうです。
インドリはマダガスカル語では「Babakoto」と言うそうです。

・Baka=父
・Koto=とある少年の名前

伝説によると、それは昔々。
Kotoという少年が木に登っていたところ、
蜂に刺されて木から降りれなくなってしまいました。
そこへとても大きなインドリが現れて、少年をおぶって地上まで降ろしてあげたそうです。
そこから、Koto少年の父、ということで、Bakakoto、と呼ばれるようになったそうです。

なんだかこういう伝説とかの話、好きなんだよねー♪



↑インドリの泣き声。ジュラシックパークみたい。



今回行ったANALAMAZAOTRA地域は、
まだここが1900年代半ばに保護地域として指定される前まで焼畑が良く行われていたらしく、
多くの部分は原生林ではないらしいのです。
しかし、今回訪れなかったMANTADIAという地域はほとんどが原生林のままらしく、
より原始的な森の姿が眺められるとの事。

ちゃんとこの国立公園を見るなら、2泊とか3泊が必要なんだなー、と来てから知る。。



なんだかんだで一杯動物見れたし満足満足!
さ、駆け足で首都アンタナナリボへ撤収です。

今日は日曜日のためバスの本数も少なく、
アンタナナリボへの直行便もないため、
一度途中の町、モラマンガでバスを乗り換える必要があります。
さらにモラマンガ行きのタクシーブルースは午後2時くらいが最終らしい。
もちろん時刻表は決まっていないため、車で道端でぼけーっと待つ。

ぼけーっと宿の前で待つこと30分。
午後一時半。モラマンガ行きのタクシーブルース捕獲成功!!

・アンダシベ⇒モラマンガ:2000アリアリ(100円くらい)なりー。

モラマンガからアンタナナリボまでのバスは日曜日でも結構本数あるから心配いらないらしい。







一時間ほどかけてモラマンガ着。



おおっと、予想以上にチケットカウンターに行列が!!
列に並ぶも一時間以上買えず。
その間、バスが3本ほど出発していく。。

午後3時半、やっとアンタナナリボ行きの乗車券をゲット!!
チケットを買うとき、この会社はちゃんと座席表に名前を記入してくれます。
まさかの指定席!!
窓側、窓側がいいですっ、おじさん!!



・モラマンガ⇒アンタナナリボ:5000アリアリ(250円くらい)なりー。

バスは4時に出発。
車窓の外をぼーっと眺めながら、夕日が山陰に隠れていく。



窓の外を眺めながら、マダガスカルは農耕民族なんだと思う。
一面に水田。あれはお米なのだろうか、日本で見た事がある、なんだか懐かしい景色。
夕日と雲と人と山と、緑が生い茂った水田の隙間に午後5時の景色が写りこむ。



あー、なんか風流だなー。
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