ソロモン諸島旅行記
地理的にも雰囲気的にも少しアジアに近づきました。

2010/12/14(火) 32日目 アイランドホッピング
【本日の行程:ガダルカナル島 ⇒ ポートビラ(バヌアツ) ⇒ ナンディ(フィジー) ⇒ 機中泊】

自分、嫌いな英単語があるんです。


delayって文字。

【理想】
朝9時、優雅にゲストハウスをチェックアウト、空港でチャックイン完了。
12時、フィジーへ搭乗。
18時、フィジーへ到着。次の便のチェックイン開始までの時間に、ツバルとニュージーランド行の便の変更について調べる。
22時、クリスマス島行へ無事チェックイン。
翌1時、寝る準備を整えて飛行機へ搭乗。


【現実】
朝10時、ばたつきながら急いでゲストハウスをチェックアウト。
朝11時、遅延、4時までやることがない。空港なにもない。空港の周り何もない。
以下、不明。


フィジー行の飛行機、本当は12時ごろには出るはずだったんですよね。
着いてみれば、「飛行機は遅れている。飛行機は4時半ごろに××××だから、3時にここに来てください。」
と言われる。実際英語なんて分からないんので、情報がいつも断片的な自分。。

ちょっと、乗継があるんだけど、大丈夫?→大丈夫。
一度フィジーに出国して、再度チェックインしないといけない?→出国すべき。

面倒くさいー。

二度とSBDなんて使わなそうなので、手持ちはなるべく少なくと思い、残り32SBD。
空港まで来るのに700~800円近くもかかるんです。なのでもう町には戻れない。。
偶然にも、ムンダのゲストハウスで会ったおっちゃんが空港職員として働いていたところに出会い、
空港の隣にあるちょっとした戦争記念碑を見るも20分で終了する。
現在昼の1時。二時間ほどiPodで潰すも限界があり、断腸の思いでATMへ向かう。

空港の近くにダージマハルというカレー屋さんがあるらしいのです。
最後の最後で100SBDを降ろしたことに涙を流しつつ、徒歩15分のカレー屋さんへ。
値段は1300円と想像以上に高かったのですが、想像以上に美味しかったので許す。




手持ちも残り4ドル40セント。
いい感じに残金も少なく、ココナッツ2ドルで最後の喉の渇きを癒やす。
そして4時ごろ、やっとチェックインが始まる。
最後に何か飲みたいなーと免税店を除いてクレジットカードでジュースを買おうとすると、
残りの2.4ドルでいいよ、とカウンターのお姉さん!!
通常は8ドルくらいするのに!あぁ、優しい。。いいのか?
んでもって搭乗。



なんだか修学旅行生みたいな大量に湧いて出たお子様が一緒に乗っており、
機内はフラッシュと笑い声で大賑わい。。。
隣のソロモン人のおじさんも保護監督っぽい人だったのでいろいろ話をしてみると、
どうやら協会の交流プログラムらしく、南太平洋の子供たちが3年に一度集まるイベントらしい。
今年の開催地はバヌアツらしく、この便に乗っているとのこと。

この便、バヌアツ経由のフィジー行なんです。
あぁ、愛しのバヌアツ。時間があれば今回も寄りたかったんだけどなぁ。。

で、隣のおっちゃん52歳は、シートベルトの付け方が分からない。
ヘッドフォンの使い方が分からない。
どうやら今回が人生で初めての飛行機搭乗だったらしい。
ギゾに住んでるらしいのだけど、ギゾからホニアラまでは船で来たんだって。

「突然電気が消えて、落ちるんです、落ちるんですよっ!!」と言っておきました。
ジョークだと分かっているものの、
この後、夜間着陸のために機内の電気が一斉に消えて、ちょっとドキドキしてました。
そんなこんなでバヌアツに到着。
本当はトランジットとして飛行機を降りたかったのですがその夢かなわず。

ここでキャビアアテンダントさんに、フィジーで出国すべきかもう一度聞いてみた。
「あぁ、ホノルル行ね、クリスマス島はホノルル便の経由地なの。
乗り換えに15分くらいしか時間がないので急いでくださいね♪」

ちょっと待て、俺の荷物、絶対にフィジーで置いていかれるだろ!?
だってソロモンのカウンターのおっちゃんの指示で、次の飛行機にまだチェックインできてないもん。
荷物の引換券、どう見たって「ナンディ(フィジー)」って書いてあるもん。

ということを伝えるとなんとなく状況を分かってくれて、いろいろと確認、手続きをしてくれました。
やっぱ不安なことはちゃんと確認した方がいいですね。
そんなこんなでフィジーに到着。
トランジット用の窓口でチェックインを済ませ、搭乗。




こうして無事、クリスマス島への乗り継ぎが完了しました。

振り返れば、この乗継、24時間以内に4つも国をまたぐ乗継になります。
これぞまさしく、アイランドホッピングってやつですね。
なんだか胸がわくわくしてしまいます。
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