南アフリカ旅行記
アフリカ来たでー。

2011/7/4(月) 235日目 蟹工船
【本日の行程:ポートセイントジョン(ワイルドコースト)】



朝7時、宿を出発。
サーディンラン観測は朝7時半から昼2時半までやるみたい。
終わりの時間は参加者の体調次第で早まったりするらしい。

いろいろ突っ込みたいところはある。
事前説明はサーディンランについての簡単な説明だけ。
ダイビングライセンスカード確認無し。


ほら、命に関わるスポーツだから、普通は10分くらい話してダイビングスキルの確認だとか、
一日の流れだとか、いろいろ話をするところから始まるんだけど、
ここはぽいっと車の中で渡された契約書にその場でサインして、
右も左も分からずとりえず着替えたらもう船に乗って出発だった。。
うーん、大丈夫かな、このダイブサービス。。

契約書の内容には、
あなたはサーディンランが多くの種類の海の生物に囲まれて、
中にはサメなどもいる危険な場所だと認識している、だとか、
最寄のダイビング緊急医療施設はMargateという、
ここから100km離れた場所にしかないことを確認した、だとか、
結構重要なことがさらりと書いてありました。うーん、怖いぜ。。事故ったら死ぬしかないなこれ。


さて、簡単なブリーフィング。
サメなどの野生生物はふわふわしたものを食べ物と勘違いするので、
ゲージやオクトパスなどの機器類はちゃんとベルトの中に一緒に締めること。
また手などもソーセージと勘違いされるので、
ダイビング中は腕を組んでぶらぶらさせないこと。
危ないので、水深15m以深には潜らないこと。
イワシの群れの中に突っ込んでいかないこと、
またイワシの群れが近づいてきたら後ろに下がること、などなどを教えていただきました。

なんかいろいろと注意事項があるんだなー。



つーことで、おもむろに救命胴衣を渡される。
これは乗船中ずっとつけておくためのものではなくて、
外海に出るときの岸に打ち寄せる高波を強引に超えるため、
波と垂直に向かっていき船が横転する可能性があるため。。
かなーり強引に波を超えるので、早速びしょぬれ。これは振り落とされるわー。。


で、肝心のサーディンランなんですがね。
今日は見れませんでした。
まず水、そんな綺麗じゃない。透明度10~15mがいいとこ。
こんなの水と認めません(怒)
どうやら水中にはイワシの群れがいるらしく、
鳥は勢いよく水面に突き刺さり、イルカ、ザトウクジラ、サメなどがうようよしておりました。
イルカ、クジラウォッチングなら文句なしに大満足のボートトリップだったに違いない。
だから、まあ見れたっていっちゃ見れたんですが、
肝心のイワシの群れには遭遇できませんでした。
だいたい、イルカもクジラも南太平洋にいるしね、もっと綺麗で暖かい海で☆こんな濁った寒い海で見ても興味なし。


そして船酔いが酷い、寒い、水は四方八方から体にぶつかってくる。

あぁ、蟹工船はこれの何百倍辛いんだろうか、絶対無理、マジ尊敬するわー、
と意識が遠のきはじめたあたりで今日のツアーは終了しました。

たぶん予定時刻より早めに終わったんだろうけど、
これ以上長かったら絶対に2日目以降はやってなかった。。。

ここ最近の観測履歴としては、

金曜日⇒見れた
土曜日⇒見れた
日曜日⇒見れなかった
今日⇒見れなかった

という具合らしい。
もうなるべく早く見たいんですけど(涙)



辛い、つらいですぞ、イワシを求める旅は(涙)
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