チベット旅行記
チベットは一枚岩じゃないのねー。

2015/8/17(月) 5日目 正しい回答
【本日の行程:甘孜(ガンゼ) ⇒ 五明佛学院(ラルンガルゴンパ) ⇒ 色達(セルタ)】



ガンゼからラルンガルゴンパへの道は6時間55元。
正規の道が工事中のため、
道なき道を疾走。


雨季で、雨でタイヤは泥にはまり、皆で車を押して文字通り泥まみれ。
車を押すときは後輪の後ろにいたら泥まみれになることを、
遅ればせながら学ぶことが出来ました。身をもって。。



つー感じで、大した問題も無くラルンガルゴンパ(五明佛学院)に到着ー。



おお、なんか門とかあるとテンション上がるね!!



まずは宿を確保だ!
車が泊まったところから1時間ほど歩き、
山のてっぺんにある宿を目指すぞ!!



⇒満室。
ドミトリー25元もあったんですが、地下の薄暗い洞窟のようなじめじめした場所で、
ちょっと社会人パッカーとしてはいかがなものか。。

つーことで、ラルンガルゴンパの麓にある町、色達を拠点に、
毎日ラルンガルゴンパに通うことにしました。




ラルンガルゴンパから色達へ戻る乗り合いの車の中で、
チベット人の旦那さんとベルギー人の奥さんのご夫婦と仲良くなりました。



旦那「中国はオリジナリティが無いよ!日本は常に新しいものを生み出しているのに!」

我「まあでもアジア文化の源は、元はといえば中国とインドの影響が大きいですし。」

旦那「中国には悪いやつが多すぎるよ!キミもそう思わないかい!?」

我「中国は人口の母数が大きいですからね。良い人と悪い人の割合で考えればどの国も同じなんじゃないですか?」


相手が自国を下げ、相手国を持ち上げてきました。
どんな回答が正しい対応でしょうか?

うーん、そつなく回答しておきたい。。



なんだかんだで仲良くなったので、夜ご飯を食べてお茶会。

旦那「今までに何処を旅行してたの?」

我「えーっと、40カ国くらい。」

旦那「おお!もっと話を聞かせてよ!」

我「はい。でも話聞いてて面白いかどうか。。」

旦那「楽しいよ!だって俺らはそんなに長く旅ができないから。」

我「時間とお金があればできますよー。」

旦那「中国人はパスポートは6ヶ月有効のものしか発行されないんだ。」

我「・・・。」

旦那「だから、君みたいな長期旅行はできないんだ。だからさ、もっと話を聞かせてよ!」



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