トケラウ行の船はガチで長い。。世界の最果てへようこそ。
●2011/2/6(日)● 87日目● 航海3日目(ヌクノヌ出発)
【本日の行程:ヌクノヌ環礁 ⇒ 船泊】
お兄さん「旅行者である君はトケラウでは小さな小鳥。だからとても大切にするんだYO!」
という事で、ご飯から何からもろもろ一泊お世話になりました。
このお兄さん、国連スタッフとしてIT関係のお仕事をしたらしく、
日本、ヨーロッパを含め世界中を駆け巡っていたらしい。
そして次はスーダン、というところで、2009年のサモア津波が発生。
親戚がサモアのラロマヌでビーチファレを営んでいたので大きな被害を受けたよう。
トケラウに残るお母様の世話もしたかったため、国連の仕事を辞めて戻ってきたのだとか。
こういう人の鏡的な人がいていいんでしょうか☆無職くん、びっくりです。
タマーマヌという言葉があります。
Tama(タマー:小さな)Manu(マヌ:鳥)という言葉は、
身寄りのいない人のことを指すそうです。
旅人もそうですが、両親に先立たれた女性や子供、男などに使う言葉で、
そういう人が近くに居たら助けあいます、という文化のようです。
お兄さんはこの言葉を使っていたんですね!
船は夕方6時に出発するそうで、それまでヌクノヌ島探検。
どうやら各環礁を出発する時間は、その時の荷物の量と、
積み荷を降ろす人たちの気分によって変わるようで、
今日は朝早くから積み荷降ろす気分じゃないのー、ということで夕方の6時らしい。
私、ヌクノヌ探検をする時間が出来たので願ったり叶ったりでございます。
トケラウはどの環礁も見事に円を描くように形成されています。
なので、内海を臨むと必ず対岸が見えるんです。
内海はすべてラグーン状態になっていて、
それはもうバスクリンの入れる量を間違えたかのような、
美しい蒼色が広がっております。
ちなみに、島の端っこには養豚所があったりします。
住居は基本的に高床式で一階部分は水タンクになっており、雨が降らなくても2カ月くらいはもつようです。
電気は通っていて、ディーゼル燃料で発電しているようです。
またテレビはスカイパシフィックという衛生で見ることができており、
ネットも整備されていて、家庭によっては無線で使ってたりします。
電話、あります。
ぅおーい、トケラウオフィス。。3週間も待たせずに、直で電話して許可取ってくれ。。
携帯は使えないようです。
ヌクノヌは結構広く、居住範囲を端から端まで歩くと1時間くらいかかりそうです。
街並みは結構きれいに整備されていて、ぷらぷら歩くのが心地いい感じ。
お店なんかもわかりやすいところにあります。
実は、お兄さん、以前にも日本人をホームステイさせたことがあるらしいのです。
それはJAICAの方!!しかも2か月も!!
なんでもお兄さんのITの先生的な人だったらしく、
サモアに赴任したその人は休日をフルでサモアに使ったのでしょう。
その2か月で彼は木に登り自分でアンテナを張り、
友達とアマチュア無線で交信したそうな。
うーん、ディープだなー。。
探検も終え、荷下ろしが終わるのを日陰でだらだらと待つ。
トケラウに住む元キリバス人からトケラウについてもろもろ聞くことができる。
【トケラウ基本情報】
トケラウには各環礁ごとに、
Pulenuku(プレヌク)とFaipule(ファイプレ)という二人の長が任命されており、
その二人を中心に環礁は運営されているらしい。
Pulenuku → 環礁内の法や決まりを治める人。
Faipule → 環礁と外界を調整する人。入国管理もこの人がするみたい。
そして、環礁に入るには二人からの承認が通常必要となるらしい。
また、プレヌク、ファイプレともに、3年毎に選挙によって選ばれるようです。
ちなみに、ヌクノヌには3つのゲストハウスがあるようで、
3食付で50~60NZDが相場のようです。
なので、渡航許可さえ下りれば宿なんて決めずに来てもOKみたいです。
そんなこんなで午後4時、ヌクノヌ環礁を出港。
お世話になりました!ありがとうございました!!
【夕食1】16時頃
ソーセージパスタと食パン
【夕食2】20時頃
カレー。が、船酔いが激しく食べることが出来ず。。
親がトケラウ人でオーストラリア育ちの少年、はアタフ環礁まで行くらしく、
船内では自分と二人肩を並べて、イアフォンを方っぽずつ耳につけてiPodをずーっと聞いてました。
二人でレディーナオミの真っ暗な甲板に座って、音楽を聴く。
リアーナ、マイケルジャクソン、クリスブラン、カニエウェスト。
二人ノリノリになりながら音楽ってすごいなー、国境がないなーっと思う。
空を眺めると満天の星空。
オリオン座も天の川にすっかり埋もれて目立ちません。
少年「あのさー、学校が終わった後も友達と連絡取り合ってる?」
あ、そういう人生の相談的なことを無職にしちゃう?
でも、彼は思春期の途中で突然オーストラリアからトケラウに引っ越すことになったんだから、
それは内心とても悲しいのかなー。
夜10時、アタフ環礁に到着。
今日は暗くて上陸できないので、明日の朝、ついに上陸です。
●2011/2/6(日)● 87日目● 航海3日目(ヌクノヌ出発)
【本日の行程:ヌクノヌ環礁 ⇒ 船泊】
お兄さん「旅行者である君はトケラウでは小さな小鳥。だからとても大切にするんだYO!」
という事で、ご飯から何からもろもろ一泊お世話になりました。
このお兄さん、国連スタッフとしてIT関係のお仕事をしたらしく、
日本、ヨーロッパを含め世界中を駆け巡っていたらしい。
そして次はスーダン、というところで、2009年のサモア津波が発生。
親戚がサモアのラロマヌでビーチファレを営んでいたので大きな被害を受けたよう。
トケラウに残るお母様の世話もしたかったため、国連の仕事を辞めて戻ってきたのだとか。
こういう人の鏡的な人がいていいんでしょうか☆無職くん、びっくりです。
タマーマヌという言葉があります。
Tama(タマー:小さな)Manu(マヌ:鳥)という言葉は、
身寄りのいない人のことを指すそうです。
旅人もそうですが、両親に先立たれた女性や子供、男などに使う言葉で、
そういう人が近くに居たら助けあいます、という文化のようです。
お兄さんはこの言葉を使っていたんですね!
船は夕方6時に出発するそうで、それまでヌクノヌ島探検。
どうやら各環礁を出発する時間は、その時の荷物の量と、
積み荷を降ろす人たちの気分によって変わるようで、
今日は朝早くから積み荷降ろす気分じゃないのー、ということで夕方の6時らしい。
私、ヌクノヌ探検をする時間が出来たので願ったり叶ったりでございます。
トケラウはどの環礁も見事に円を描くように形成されています。
なので、内海を臨むと必ず対岸が見えるんです。
内海はすべてラグーン状態になっていて、
それはもうバスクリンの入れる量を間違えたかのような、
美しい蒼色が広がっております。
ちなみに、島の端っこには養豚所があったりします。
住居は基本的に高床式で一階部分は水タンクになっており、雨が降らなくても2カ月くらいはもつようです。
電気は通っていて、ディーゼル燃料で発電しているようです。
またテレビはスカイパシフィックという衛生で見ることができており、
ネットも整備されていて、家庭によっては無線で使ってたりします。
電話、あります。
ぅおーい、トケラウオフィス。。3週間も待たせずに、直で電話して許可取ってくれ。。
携帯は使えないようです。
ヌクノヌは結構広く、居住範囲を端から端まで歩くと1時間くらいかかりそうです。
街並みは結構きれいに整備されていて、ぷらぷら歩くのが心地いい感じ。
お店なんかもわかりやすいところにあります。
実は、お兄さん、以前にも日本人をホームステイさせたことがあるらしいのです。
それはJAICAの方!!しかも2か月も!!
なんでもお兄さんのITの先生的な人だったらしく、
サモアに赴任したその人は休日をフルでサモアに使ったのでしょう。
その2か月で彼は木に登り自分でアンテナを張り、
友達とアマチュア無線で交信したそうな。
うーん、ディープだなー。。
探検も終え、荷下ろしが終わるのを日陰でだらだらと待つ。
トケラウに住む元キリバス人からトケラウについてもろもろ聞くことができる。
【トケラウ基本情報】
トケラウには各環礁ごとに、
Pulenuku(プレヌク)とFaipule(ファイプレ)という二人の長が任命されており、
その二人を中心に環礁は運営されているらしい。
Pulenuku → 環礁内の法や決まりを治める人。
Faipule → 環礁と外界を調整する人。入国管理もこの人がするみたい。
そして、環礁に入るには二人からの承認が通常必要となるらしい。
また、プレヌク、ファイプレともに、3年毎に選挙によって選ばれるようです。
ちなみに、ヌクノヌには3つのゲストハウスがあるようで、
3食付で50~60NZDが相場のようです。
なので、渡航許可さえ下りれば宿なんて決めずに来てもOKみたいです。
そんなこんなで午後4時、ヌクノヌ環礁を出港。
お世話になりました!ありがとうございました!!
【夕食1】16時頃
ソーセージパスタと食パン
【夕食2】20時頃
カレー。が、船酔いが激しく食べることが出来ず。。
親がトケラウ人でオーストラリア育ちの少年、はアタフ環礁まで行くらしく、
船内では自分と二人肩を並べて、イアフォンを方っぽずつ耳につけてiPodをずーっと聞いてました。
二人でレディーナオミの真っ暗な甲板に座って、音楽を聴く。
リアーナ、マイケルジャクソン、クリスブラン、カニエウェスト。
二人ノリノリになりながら音楽ってすごいなー、国境がないなーっと思う。
空を眺めると満天の星空。
オリオン座も天の川にすっかり埋もれて目立ちません。
少年「あのさー、学校が終わった後も友達と連絡取り合ってる?」
あ、そういう人生の相談的なことを無職にしちゃう?
でも、彼は思春期の途中で突然オーストラリアからトケラウに引っ越すことになったんだから、
それは内心とても悲しいのかなー。
夜10時、アタフ環礁に到着。
今日は暗くて上陸できないので、明日の朝、ついに上陸です。