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トケラウ旅行記


トケラウ行の船はガチで長い。。
世界の最果てへようこそ。



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トケラウビザ、及び渡航情報

このページでは日本語の情報が少ない、トケラウのビザ取得、及び、渡航情報について記載します。
2011年1月当時の情報です。
内容はトケラウのことなのでころころ変わると考えられますので、
トケラウ政府のホームページから問い合わせ、
また、サモア首都アピアにあるトケラウオフィスへ直接確認されることをお勧めします。



トケラウ政府のホームページ

トケラウについて情報を集めるならば、まずはこちらをご覧ください。
じゃじゃーん、トケラウ政府のホームページぃ。
トケラウ政府ホームページ(英語のみ)






トケラウビザ取得について


ビザ取得場所

トケラウビザ取得はサモア、アピア市内にあるトケラウオフィスで可能でした。
場所はアピア市内のFugalei通り沿いにあります。
中華料理屋さんの前にある、緑色の建物です。
タクシーの運転手に頼めば誰でも知ってるので連れて行ってくれますが、もちろん歩いていけます。
アピア市内にある観光局でも、地図を無料でくれて場所を教えてくれます。

↓サモアの首都アピアにあるトケラウオフィス





取得方法

申請書(Aplication)に必要事項を記入し提出。(申請書は20NZD。)
申請書の内容は渡航者の基本上に加え、
トケラウの文化を尊重し、違反した場合は即刻出て行ってもらいますよー、
という内容への許諾です。
尚、申請書はネット上で問い合わせた場合、ネット経由で申請書を送付してもらえ、
内容を記載して送り返すことでビザ取得がスムーズに行くそうです。

↓トケラウ政府の問い合わせページはこちら(英語ページ)
ここをクリック!



渡航許可が下りるまでにかかった時間

・渡航許可の種類について。

渡航許可には二種類あるようです。

パターン1:搭乗した船のスケジュールに合わせて環礁をまわり、船と一緒に帰ってくるパターン。
パターン2:船から一度下りてどこかの環礁に滞在し、次の船に乗って帰ってくるパターン。

・パターン1の場合

パターン1の場合は渡航許可が下りるまでにあまり時間がかからないようで、
申請書を出してから10日間くらいで船に乗れた旅行記もあったりします。
この場合、船から環礁に積荷を降ろす1~6時間の間だけ島を歩く事はもちろん可能で、
船のスケジュール上、どこかの環礁の沖合いで一晩停泊する場合、
その寄港した環礁では島に上陸して一泊する事も可能です。

・パターン2の場合

今回私が申請したのはパターン2で、この場合はさらに時間がかかるようです。
というのも、どうやらパターン2の場合の渡航許可は環礁ごとに審査があり、
渡航許可が下りた環礁のみ宿泊することが可能のようです。
(パターン1にはこういう手続きがないから早いっぽい。。)
実際に渡航許可が下りるまでにかかった日数は下記の通りです。

ファカオフォ:申請日;1/11→許可日;1/25
ヌクノヌ:申請日;1/11→許可日;1/27
アタフォ:申請日;1/11→許可日;来ませんでした。

どこか一つでも渡航許可が下りればパスポートに渡航許可のスタンプを押してもらえることができ、
その時点で初めてトケラウ行きの船への乗船が許されます。




渡航許可が下りる仕組み

下記記載は渡航許可パターン2の場合についての記述です。
トケラウ政府は正確には1つの組織ではなく、環礁ごとに独立した政府が存在しています。
そのため法律も環礁ごとに異なり、よって渡航許可も各環礁ごとに貰わなければならないようです。

トケラウは各環礁ごとに、タプレガと呼ばれる会議が存在します。
これは村の代表たちが週に3回程度話し合いを行う会議で、
この話し合いの中で旅行者の渡航を許可するかどうかも話し合われます。

まずこの時点で週に三回しか渡航許可が下りる機会がないことが伺えます。

さらにトケラウオフィスで記入した申請書はメールで各環礁のイミグレーションオフィスに送られ、
そのスタッフがタプレガ議会に議題としてあげます。
なのでイミグレーションオフィスのスタッフがこのメールを見逃していたら
渡航許可の是非はタプレガ会議で話し合われず、いつまでも許可が下りないことになります。
(アタフはこれが原因で渡航許可が下りませんでした。)

トケラウオフィスの仕事っぷりはかなり適当です。
いくら旅行者が待っても、電話して確認など取る気はさらさらありません。
電話して環礁に確認して、とお願いしても、
「トケラウには電話が無いよーん」などと言われ、確認してくれませんでした。
(実際にトケラウには電話があり、ネットもある最先端な場所。)
ある意味、忍耐力との勝負になってきます(笑)

ということで、トケラウの渡航許可が下りにくいのは偏に、
トケラウオフィスのスタッフが使えないから、というのが一番の原因のようです。
ちなみにトケラウオフィスのスタッフは、
トケラウ人、サモア人、フィジー人などで構成されているようです。

トケラウへの船は定期船はないので、
渡航許可が下りてからトケラウへ最も早く出発する船に乗れることになります。
このとき、2週間や3週間ほど次の船の予定が無い場合は、
それだけまた待たないといけないことになります。

↓図:トケラウ渡航ビザの許可が下りる過程





旅行者を歓迎しているか

これも環礁ごとに異なります。
ファカオフォ環礁⇒ウル兼ファイプレ(いわゆる村の一番偉い人)に「観光客を増やしたい」と話を伺いました。
ヌクノヌ環礁⇒島のイミグレーションスタッフの方に「観光客には積極的ではない」と言われました。
アタフ環礁⇒特になんとも言われず。

でした。
なので、ファカオフォ環礁が今は一番観光しやすい場所かと思われます。
といっても、短期の滞在であればどこもそんなに問題はなさそうです。

トケラウの各環礁にはそれぞれ、ファイプレとプレヌクという二人の代表がいます。
プレヌク → 環礁内の法や決まりを治める人。
ファイプレ → 環礁と外界を調整する人。(実質この人が環礁の一番えらい人)

なので、渡航許可がないまま環礁に着いたらこの二人のどちらか
(もしくは会議で影響力がありそうな偉そうな人)にお会いして、
「泊まりたいんだけど駄目でしょうか、お願いします。。」と頼めば
案外あっさり渡航許可がその場で下りそうな気もします。
しかし、どちらにしろ、最低どこか一つの環礁からから渡航許可が下りない限り、
アピアから出発する船に乗ることができないのが最大の難関となっております。






トケラウ行きの船について


トケラウ行きの船の種類

2011年時点で、トケラウ行きの船は三種類あります。

定員200名のレディーナオミ号が運行を開始したため、
乗船は地元民優先で旅行者はなかなか乗る事が出来ない、という問題は解消されたようです。


トケラウ丸(貨物船)
MV Tokelau(Cargo)
サモアエクスプレス(貨物船)
MV Samoa Express(Cargo)
レディーナオミ
MV LADY NAOMI
定員12名。船内という場所がないらしく、波が高いとずぶ濡れになるらしい。
あの、 なまこ海 ホームページの管理人、舟様が乗られたのはこちらの船。
定員12名。船内部分があり、長椅子か床で雑魚寝。飯はレディーナオミより美味くてトイレもまぁまぁ綺麗。運が良いと個室に通されることもある。オーストラリア製。 定員200名。船が大きい分酔いやすい。ロンリープラネットにはベッドは別料金と書いてあるが、通常料金でベットのある大部屋に寝れる。トイレは汚い。物が頻繁に盗まれるので貴重品の管理には十分注意。日本製。





料金

旅行者の場合は往復料金、287NZドルがかかりました。三食付。
支払いはサモアのアピア市内にあるトケラウオフィスにて行い、
NZドル、サモアタラで支払い可能。クレジットカードは使えませんでした。
領収書がチケットの代わりになるため、船旅が終わるまでしっかり保存しておきましょう。




船のスケジュール

基本的に不規則に運行されています。
運がいいと、下記のトケラウ政府、運行スケジュールページに船のスケジュールが載っていますが、
運が悪いと更新されておらず、問い合わせないと分かりません。

ボートスケジュール(英語のみ)




航海ルート

基本となる航路は3パターンあるようですが、催事などに重なる場合は航路が不規則になります。
主な3パターンをご紹介しますが、大抵はこれ以外の規則性の無い航路を取る、
と考えていたほうが安全です。
また、船は客船よりも貨物船の意味合いの方が大きいため、
各環礁に寄港する時間の長さや全体の航海日数は積荷の量に左右されます。
だいたい5日~7日で一回の航海が終了します。



【パターン1】(レディーナオミはこのパターンが多い)
アピア→ファカオフォ→ヌクノヌ→アタフ→ヌクノヌ→ファカオフォ→アピア を5~7日で回る

(例)
・1日目 出発:アピア(サモア) 9:00
・2日目 到着:ファカオフォ環礁 9:00 出発:ファカオフォ環礁 12:00 / 到着:ヌクノヌ環礁 16:00 出発:ヌクノヌ環礁 18:00
・3日目 到着:アタフ環礁 7:00 出発:アタフ環礁 18:00
・4日目 到着:ヌクノヌ環礁 7:00 出発:ヌクノヌ環礁 8:00 / 到着:ファカオフォ環礁 12:00 出発:ファカオフォ環礁 14:00
・5日目 到着:アピア(サモア) 14:00




【パターン2】(MV Tokelau、Samoa expressはこのパターンが多い)
アピア→ファカオフォ→ヌクノヌ→アタフ→アピア を5~7日で回る

(例)
・1日目 出発:アピア(サモア) 14:00
・2日目 到着:ファカオフォ環礁 15:00
・3日目 出発:ファカオフォ環礁 18:00
・4日目 到着:ヌクノヌ環礁 7:00 出発:ヌクノヌ環礁 18:00
・5日目 到着:アタフ環礁 7:00 出発:アタフ環礁 18:00
・6日目 到着:アピア(サモア)





【パターン3】(MV Tokelau、Samoa expressはこのパターンが多い)
アピア→アタフ→ヌクノヌ→ファカオフォ→アピア を5~7日で回る

(例)
・1日目 出発:アピア(サモア) 18:00
・2日目 到着:アタフ環礁 7:00 出発 アタフ環礁 18:00
・3日目 到着:ヌクノヌ環礁 7:00 出発 ヌクノヌ環礁 18:00
・4日目 到着:ファカオフォ環礁 7:00 出発:ファカオフォ環礁 18:00
・5日目 到着:アピア(サモア)




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