トンガ旅行記
クジラのシーズンじゃないのにクジラで有名なトンガに来てみました。クジラなんているわけありません。
トンガはとっても近代的。発展途上国なんて呼ばせません!!

2011/1/11(火)⇒10(月) 60日目 さよならトンガ。
【本日の行程:ヌクアロファ(トンガ)⇒ アピア(サモア)】



【お話其の1】
昔、トンガの男性と結婚して、そのままトンガに移住した日本人の方がいました。
旦那様が先に亡くなられた後も彼女はトンガに残り、
彼女は長い間、トンガと日本の架け橋をされていたとても有名な方でした。

余命一か月と宣告されたとき、彼女はさよならを言うために2週間だけ日本に帰りました。
そして一週間はニュージーランドで過ごし、トンガに戻ってきました。
そしてその一週間後、トンガにて永眠されました。

彼女が残したアルバムを見せてもらった。
そこには20年前の、つい先日、自分が行ったババウやハアパイの景色が映っていた。
そこで見る彼女の笑顔を見ると、なんだか不思議な気持ちになった。
生前にお会いしたかったなーと強く思う。









【お話其の2】
トンガは王国である。
そしてつい昨年、民主主義が始まったのです!
つまりは、国会制度が敷かれたのです。

この国会というのも5年という期限付きのお試し国会で、
もしうまくいけば、このまま国会の制度を続けるらしい。

キューイガール(NZの女性)やメキシコ女性とウハウハの、とあるゲストハウスのスタッフさんに、
ずばり「王様ってどうよ?みんなやっぱ好きなの?」と直球で聞いてみたところ、
「まぁ好きな人もいれば嫌いな人もいるって感じかなー。俺は好きだよ。」
とのご回答。続けて、「国会制度ってどうよ?」と懲りずに直球で聞いてみる。

「まだ始まったばかりだから様子見かな。ただひとつ。
バーとかお酒を取り扱う店が、新しい政府のせいで深夜営業できなくなっちゃったの!!
これはとっても良くない!!」

とのこと。
ちなみに彼は、飲みすぎると肌が荒れるという理由でカバよりアルコールの方が好きです。








【お話其の3】
トンガからサモアに行くとき、日付変更線を越えるんです。
日付変更線に隣り合った国を移動するため、
出発は1月11日夜8時なのに、到着は1月10日夜11時となります。

ふっふっふっ。約23時間前のちょっとだけ昔へタイムワープ。
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