トルクメニスタン旅行記
地獄の扉へようこそ。

2012/11/18(日) 60日目 アシュガバードはいろいろ凄い
【本日の行程:アシュガバード】



トルクメニスタンと言えばニヤゾフ様でござんすよ。

トルクメニスタンは中央アジアの北朝鮮と呼ばれるほど、独裁政権だったそうです。
「だった」と言うのは、なんとその大統領、ニヤゾフ様は既にご崩御されてしまい、
現在は違う方が大統領を務められているからです。
なので最近は外資系もトルクメニスタンに受け入れられ、少しずつ国が変わってきているとか。

トルクメニスタンの物価は、

・車のガソリン=1ドルで4リッター
・トヨタの新車=2300ドル

さらに1ドル=2.84マナトでござんして、だいたい1マナト=30円くらいなんですね。
その計算で行くと、

・バス代=0.2マナト(6円くらい)
・スニッカーズ=1.65マナト(50円くらい)
・缶コーラ=1.2マナト(36円くらい)
・サモサ=1マナト(30円くらい)
・ちゃんとした食事=22マナト(660円くらい)
・ホテルで出てきた牛肉とポテトのスープとパンのセット=5マナト(150円くらい)

といった具合。
さらに医療費は格安だそうで、国民は不自由なく暮らしてる感じ。
独裁政権でも、国民が幸せならそれで良いじゃない☆



もちろん女性もスカーフを身にまとっていません。
女性の服装はワンピースがメイン。
おば様は頭に布を巻くのが主流ですが、
若い人はワンピースに革ジャンなどジャケットを羽織るのが流行みたい。
これ、結構可愛いのね。

あと、男の人もネクタイOK!
イランではネクタイはNGだったのね。これも新鮮。

国境を跨いだだけで、どうしてこうも違うのかね?
つーか、同じ産油国なのに、どうして国民の生活レベルがこんなに違うのかね??



ただ、トルクメニスタンもいろいろと規制はござんす。

写真は公園内はOK。その他の場所は警官が監視していて基本NG。
一人で歩いているとどこが写真OKでどこがNGなのか、分からずドキドキです。
あと、ネットも一部は規制されてるみたい。
ネットカフェは街中やショッピングセンター内にありました。
利用する時はパスポートを預けるので、悪いことは出来ないYO!
スピードはめっちゃ速いけど、自分が使ったパソコンは日本語を表示できなかった。。orz


どこの国も良いところ、悪いところがそれぞれありますよね。

それでは市内観光に出発です。



残念なことに、トルクメニスタンはガイドブックを持っていないのねん。
なので細かいご説明もできないのねん、
これ、言い訳だけど許してねん。



ニヤゾフ様がご存命だった頃に作られた大切な教科書。のモニュメント。
ニヤゾフ様がいかに素晴らしいお方だったかを中心に記載されているそうです。



なんか塔。



ショッピングセンター的な。上はレストラン。



こちらは高級アパートですって、維持費・管理費が高そうですわね、奥様!

トルクメニスタンは建物が物凄く豪華なのに、
バスなどの公共の交通機関が整えられているので歩いてる人がいない場所が結構あるの。

豪華で整然と立てられた建物の町に、私一人!
みたいな、ちょっと不気味な感覚を覚えます。
映画「インセプション」の自分で好きなように作ったリンボー(最下層)の世界、みたいな感じ。
是非、この不思議な感覚を味わって頂きたいですね!






やっぱガイドブックないと何処行けば良いか分からないよねー。

と、いうことをホテルのレセプションの方と話していたら、
隣にいたホテルの従業員のおじさんが興味を持ち始めてくれて、
ホテルの従業員のおじさんに、ナイトツアーを催行して頂きました。
40マナト(1200円くらい)なりー。

これならどこを写真撮っていいのかも分かって楽チンね。



山の上にそびえ立つテレビ塔!





昼間見た塔も華麗にライトアップ!





こちらは中が展望台になっていて、斜めに上がるエレベーターに乗って上まで行ったり。



こちら、まさかの観覧車!おじさんと二人で乗ったよ!不思議なシチュエーションだね!
もちろんおじさんの分の料金も私が払いましたよ!(←!?)
一人3マナト(90円くらい)なりー!



夜のアシュガバードを車で駆け抜ける。
どの建物も眩い光を放っているのに、人がいないの!
人のいないラスベガス、って感じ。





以上、40マナト分のナイトツアーでした!!
おじさん、ありがとー!!
サイトマップ
inserted by FC2 system