ツバル旅行記
ツバルはサモアと言語が似てるらしい。
まさかのクリスマス4連休に被ってしまい、小さな国でこの先の旅程を検討中。

2010/12/28(火) 46日目 ファポリおじさんの訓え。
【本日の行程:フナフチ環礁 ⇒ スバ(フィジー) ⇒ ナンディ(フィジー)】


楽しいファポリおじさんとのドキドキツバルツアーも今日が最終日。

まずはチェックアウト。
Vailuati Lodge 一泊35ドル×5泊也。(朝食抜きでディスカウントしてもらいました。ファポリ様さま。)

身支度を整えてファポリに会いに行こうとすると、
宿まですでにファポリおじさんの娘の婿が迎えに来ていました。
あんたこりゃ至れり尽くせりだな。

チェックインを済ませフォポリおじさん家で朝食を食べ、最後の時間でいろいろお話。
そもそもなんで妹がキリバスにいるかについて聞いてみる。

その昔々、まだキリバスもツバルも独立していないころ、
ツバルに住んでいたファポリ達は、良い教育を受けるために全寮制の学校のあるキリバスへ行くことに。
その学校がキリバスにしかなかったたそうな。
で、ファポリは学校で喧嘩を起こしたので退学処分(笑)になり、漁師さんになりましたとさ。
そんな訳でファポリはツバルに帰ってきたのだけれど、
歳の離れた妹さんは学校に通っていたのでキリバスに住むおじさんの家に行ったらしい。
そもそも妹といっても、従妹、という意味だったらしい。
ここの人たちの“兄弟”の観念は日本より幅が広いので時々認識に困る。


飛行機がやってくる轟音を耳にし、空港前で最後のお別れ。
ぽけーっとしていたら、貝でできたアクセサリーを大量に買い込んでプレゼントしてくれました。












おとといの夜。

ボートを探すついでに、ファポリおじさんはフナフチ唯一の港に連れて行ってくれました。

「昨日、ここでフランス人の船乗りが、酒に酔って海に落ちて死んだんだってー。」

フランスからはるばる太平洋の真ん中まで仕事で来て死んだんじゃ無念だろうなー。
そこから話が転々とし、ファポリのジョークについての話題になる。
ファポリは笑いながら言う。

「いっぱい笑う、それが良い。」

ファポリさん家は他のツバル人よりもよく笑う。
それが、ファポリが、よく笑うキリバスに居たことがあるからなのか、ファポリの性格なのかは分からない。
自分も、そうでありたいな、と思う。


ファポリさん、ご家族の皆さん、お世話になりました。ありがとうございます。








フィジーに到着。トンガ行の飛行機に今日乗れないかなーと思うも、
今日まで休日ですべての航空会社が閉まっていて
チケット変更できず。

空港職員も相変わらず不親切。
むむむ。。
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