バヌアツ旅行記
南太平洋中毒の原因になった国。南太平洋にようこそ。

2009/1/24(土) 6日目 窒素酔い。
【本日の行程:エスピリッツサント島】

「今日はスイミングプールに行くんだ♪」

プレジデントクーリッジ号は軍隊を運ぶ船であるが、
豪華客船でもあった証ですね。



55m??
え?そう書いてません??





【クーリッジ:Swimming Pool】
MAX55.6m AVE 17.7m 水温28℃ 潜水時間52分
潜水9:25 浮上10:17
Air 240→90 透明度10m



今回もエンジンルーム同様、遠浅を歩いた後、さらに海面を泳いでから潜水します。
「プールは何色かのタイルでできたモザイク模様だから、何色が使われているか数えてみてね♪」
ほーい。






つーことで潜る。流石に50mを超えると、おぉ、なんか深い!

どうやらプールは船の外に作られているみたい。
船はひっくり返っているので、プールも縦に壁のようにそびえ立っている。
その一番深い場所まで潜って、タイルの色を数えはじ。。




あれ?





ヤバイ、数えられない!!???


なんだこれ!?頭が上手く働かないぞ?


意識はしっかりしてるのに!

1、2、3・・・・・、3・・・・・、



2・・・・、3・・・・、、




インストラクターの兄さんが指差しで一緒に数えてくれるも、
もうそれどころではない感じ。
なんだか怖い。。



そう思ったところで浮上開始。



で、私、持ってる資格が
オープンなのに50m越えですよ。
と、言うことで、段階式減圧停止をするようです。

深い場所に長く潜った場合、減圧症にかかって死ぬ可能性が出てきます。
そうならないために、普通は30mよりも深くは潜らないように心がけます。

でも、30mより深いところに良いダイビングポイントがあったら、
多少危険でも潜りたいですよね。(←良くない)
そのときは海面に浮上する前に、減圧停止、ということをします。
5m~10m付近に一定時間留まる事で、
減圧症にかからないように体調を整えてから浮上するのですね。

で、そもそも減圧停止なんてするのは良くないことで、
するとしても普通、これは一回くらいしかしないんです。


が、このクーリッジと言う船はテクニカルダイブをしまくるようで、
一回の減圧停止では危険らしく
違う深度に分けて複数回、この減圧停止を行うようです。





ぅおーう、私、オープンですよぉぉぉぉ。






たとえば、10m地点で15分、5m付近で10分みたいな具合で。
(↑正しい停止時間や深さは忘れました。)

しかしアクアマリンさんはやっぱりクーリッジのプロでした。
初心者でも分かりやすいように、この最高深度では何mに何分、何mに何分それぞれ停止と、
分かりやすい図解をブリーフィングで見せてくれます。
おかげさまで、減圧停止については何の問題も無く浮上する事ができました。
良かった、良かった。





【クーリッジ:トイレとか】
MAX32.9m AVE14.8m 水温28℃ 潜水時間44分
潜水14:47 浮上15:31
Air 230→110 透明度10m

まだまだクーリッジ。
今度はトイレとかに行くらしい。







それにしても、本当に狭いところをぐるぐる通る。
今日なんかは鉄骨と鉄骨の間をすり抜けるときにレギュが引っかかって、
口元からレギュレーター外れた。。これ、死ぬ一歩手前。。

狭いところを通るときはケーブルを全部体にぴたっとつけて、
しっかりレギュを押さえて外れないようにして慎重にくぐる。。

んー、その間ずっと中性浮力も調整しないといけないから難しい。。



そんな感じでダイビング終了。

インターネットカフェがあるらしいので行ってみると。

揺れる。。

おっ、地震。。


深度3くらいかなぁ?

すっかり忘れていましたが、バヌアツは地震大国だったりします。
なのでバヌアツ人は誰一人動じず。
うーん、なんか日本と変な共通点を見つけてしまった。。


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