トレッキングに挑戦するものの、いつ心が折れるか心配です。
折れるなら帰りが楽になるよう、早めに折れて欲しいなぁ。
●2012/10/13(土)● 24日目● エベレストトレッキング8日目~一人でエベレストベースキャンプ編~
【本日の行程:ロブチェ ⇒ ゴラクシェップ ⇒ エベレストベースキャンプ ⇒ ゴラクシェップ】
ロブチェ (4910m) 7:10 → ゴラクシェップ (5140m) 8:50 / 10:30 → エベレストベースキャンプ (5364m) 12:30 / 13:00 → ゴラクシェップ 14:40
シェルパ君が高山病にかかり下山したため、一人で上に進むことになりました。
一人で行くのがこんなに寂しく辛く心細いものだとはっ。゚(ノД`゚)゚。
はい、つべこべ言わず、行きまーす。
デイバックみたいな小さなバックも持っていったんです。
大きいザックはシェルパ君、小さいバックは自分が背負ってました。
その小さいバックに寝袋と防寒着と最低限の食料などを詰め込み、
今回のトレッキング最高地点、一泊二日の旅に挑みます。
ポーターさんは30キロぐらいまで持てるんだって。
ずっと思ってたけど、荷物量が半端ない。
最低賃金は750ネパールルピーの模様。
二時間半ちょっとでゴラクシェップに到着!
左に見える茶色の山がカラパタール。
右奥の氷河の先にエベレストベースキャンプがあります。
実は今まで、シェルパ君が宿を全部手配してくれていました。
トレッキング途中に携帯電話で宿に予約を入れてくれていたのです。
今回はシェルパ君がいない!
一軒一軒、自分で探すことに。。
宿「一人は無理。今日は満室。」
(´;ω;`)
エベレストトレッキングって、宿泊費が安い代わりに食事代で回収するシステムなんです。
なので一人客はあまり歓迎されないんです。
今まではシェルパ君が、シェルパ君がやってくれてたから、
こんな辛い思いをしなくて済んだんですねっ、シェルパくぅぅぅぅん!!
そんな中、唯一、一人部屋の用意があって泊まれる宿がございました。
【ゴラクシェップ宿情報】
・ヒマラヤンロッジ 一泊150Rs
・Wi-Fi なし(正確には、寒くて壊れてた。)
・食事 250Rs~700Rsくらい 500Rsくらいが平均価格帯。
・紅茶ミドルポット 630Rs
・水 350Rs
さすがに少し高め。
とはいえ、日本の物価に比べればまだ安いほうでしょうか。
宿も確保したので、いざ、エベレストベースキャンプへ!!
通りすがりの他の団体客のガイドさんに話しかけてみる。
我「あのー、エベレストベースキャンプって、あとどのくらいですか?」
ガ「あと一時間くらいかな。」
我「あのテントとか張ってある場所ですよね?」
ガ「いや、許可がないとあそこまで行けないよ。一般人が行けるのはその手前の大きな石のあるところまでだよ。」
我「ガーン!」
なめてたけど、結構遠くて辛い。
地味にここ、5000m越えてるもんね、長時間歩くと辛いぞ。。
そして、とうとう、その大きな石に到着!!
・・・。
えーっと、あれだ、あれだな。
この感じ、前にもあった。
そう、南アフリカの喜望峰。
あの「ここは喜望峰ですよ☆」って看板を見たときと同じ感覚。
これだけかよっ!!
まあいいや、で、エベレストはどれなんだろう。
近くのガイドさんに聞いてみよう。
我「すいません、エベレストってどれですか?」
ガ「え?エベレストはここから見えないよ?」
ショボ━━━━(´・ω・`)━━━━ン
ガ「エベレストはここに来る途中でしか見えないんだよ。」
我「(´・ω・`) 」
皆さん、エベレストベースキャンプからエベレストは見えないって知ってましたか?
私はここまで来て、初めて知りました。。
宿に帰る。
自分が完璧に高山病にかかっていることに気づく。
頭痛がはっきりするし、ちょっと吐き気もする。
寝たら駄目なんだけど気持ち悪い。
ああ、ここにシェルパ君がいれば介抱してくれたんだろうなぁ。。
自分でなんとかするしかない。
とりあえず紅茶をがばがば飲んで、しっかり休んで。。
夕方ごろには体調は回復しました。
良かったー。と思いながら夜8時ごろに就寝。
昨晩のロブチェあたりから夜の気温が一気に下がり、
マイナス20度対応の寝袋無しには眠れません。
そんな凍るほど寒い夜10時ごろ。
隣の部屋が騒がしい。
山小屋の部屋は大抵、隣の生活音が丸聞こえなほど壁が薄くなっています。
ちょっと隣の部屋の音に集中してみる。
がさがさ。
「××××××××××××××××××」
↑何か英語で話している男の人の声。
「××××××××××××××××××」
「××××××××」
「×××××××××××××××」
ドズ。ドスン。
ガサ、ガサゴソガサ、ガサ。
「うぉえぇぇぇぇぇぇぇぇぇっぇぇぇぇぇっっっ!!!
ぐおっ、おえぇぇぇぇぇぇぇぇ。
がっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ。うおえぇぇぇぇ!!」
うわー、すっげー明日はわが身。(´・ω・`)
折れるなら帰りが楽になるよう、早めに折れて欲しいなぁ。
●2012/10/13(土)● 24日目● エベレストトレッキング8日目~一人でエベレストベースキャンプ編~
【本日の行程:ロブチェ ⇒ ゴラクシェップ ⇒ エベレストベースキャンプ ⇒ ゴラクシェップ】
ロブチェ (4910m) 7:10 → ゴラクシェップ (5140m) 8:50 / 10:30 → エベレストベースキャンプ (5364m) 12:30 / 13:00 → ゴラクシェップ 14:40
シェルパ君が高山病にかかり下山したため、一人で上に進むことになりました。
一人で行くのがこんなに寂しく辛く心細いものだとはっ。゚(ノД`゚)゚。
はい、つべこべ言わず、行きまーす。
デイバックみたいな小さなバックも持っていったんです。
大きいザックはシェルパ君、小さいバックは自分が背負ってました。
その小さいバックに寝袋と防寒着と最低限の食料などを詰め込み、
今回のトレッキング最高地点、一泊二日の旅に挑みます。
ポーターさんは30キロぐらいまで持てるんだって。
ずっと思ってたけど、荷物量が半端ない。
最低賃金は750ネパールルピーの模様。
二時間半ちょっとでゴラクシェップに到着!
左に見える茶色の山がカラパタール。
右奥の氷河の先にエベレストベースキャンプがあります。
実は今まで、シェルパ君が宿を全部手配してくれていました。
トレッキング途中に携帯電話で宿に予約を入れてくれていたのです。
今回はシェルパ君がいない!
一軒一軒、自分で探すことに。。
宿「一人は無理。今日は満室。」
(´;ω;`)
エベレストトレッキングって、宿泊費が安い代わりに食事代で回収するシステムなんです。
なので一人客はあまり歓迎されないんです。
今まではシェルパ君が、シェルパ君がやってくれてたから、
こんな辛い思いをしなくて済んだんですねっ、シェルパくぅぅぅぅん!!
そんな中、唯一、一人部屋の用意があって泊まれる宿がございました。
【ゴラクシェップ宿情報】
・ヒマラヤンロッジ 一泊150Rs
・Wi-Fi なし(正確には、寒くて壊れてた。)
・食事 250Rs~700Rsくらい 500Rsくらいが平均価格帯。
・紅茶ミドルポット 630Rs
・水 350Rs
さすがに少し高め。
とはいえ、日本の物価に比べればまだ安いほうでしょうか。
宿も確保したので、いざ、エベレストベースキャンプへ!!
通りすがりの他の団体客のガイドさんに話しかけてみる。
我「あのー、エベレストベースキャンプって、あとどのくらいですか?」
ガ「あと一時間くらいかな。」
我「あのテントとか張ってある場所ですよね?」
ガ「いや、許可がないとあそこまで行けないよ。一般人が行けるのはその手前の大きな石のあるところまでだよ。」
我「ガーン!」
なめてたけど、結構遠くて辛い。
地味にここ、5000m越えてるもんね、長時間歩くと辛いぞ。。
そして、とうとう、その大きな石に到着!!
・・・。
えーっと、あれだ、あれだな。
この感じ、前にもあった。
そう、南アフリカの喜望峰。
あの「ここは喜望峰ですよ☆」って看板を見たときと同じ感覚。
これだけかよっ!!
まあいいや、で、エベレストはどれなんだろう。
近くのガイドさんに聞いてみよう。
我「すいません、エベレストってどれですか?」
ガ「え?エベレストはここから見えないよ?」
ショボ━━━━(´・ω・`)━━━━ン
ガ「エベレストはここに来る途中でしか見えないんだよ。」
我「(´・ω・`) 」
皆さん、エベレストベースキャンプからエベレストは見えないって知ってましたか?
私はここまで来て、初めて知りました。。
宿に帰る。
自分が完璧に高山病にかかっていることに気づく。
頭痛がはっきりするし、ちょっと吐き気もする。
寝たら駄目なんだけど気持ち悪い。
ああ、ここにシェルパ君がいれば介抱してくれたんだろうなぁ。。
自分でなんとかするしかない。
とりあえず紅茶をがばがば飲んで、しっかり休んで。。
夕方ごろには体調は回復しました。
良かったー。と思いながら夜8時ごろに就寝。
昨晩のロブチェあたりから夜の気温が一気に下がり、
マイナス20度対応の寝袋無しには眠れません。
そんな凍るほど寒い夜10時ごろ。
隣の部屋が騒がしい。
山小屋の部屋は大抵、隣の生活音が丸聞こえなほど壁が薄くなっています。
ちょっと隣の部屋の音に集中してみる。
がさがさ。
「××××××××××××××××××」
↑何か英語で話している男の人の声。
「××××××××××××××××××」
「××××××××」
「×××××××××××××××」
ドズ。ドスン。
ガサ、ガサゴソガサ、ガサ。
「うぉえぇぇぇぇぇぇぇぇぇっぇぇぇぇぇっっっ!!!
ぐおっ、おえぇぇぇぇぇぇぇぇ。
がっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ。うおえぇぇぇぇ!!」
うわー、すっげー明日はわが身。(´・ω・`)