チベット旅行記
チベットは一枚岩じゃないのねー。

2015/8/18(火) 6日目 鳥葬
【本日の行程:色達(セルタ) ⇒ 五明佛学院(ラルンガルゴンパ) ⇒ 色達(セルタ)】

鳥葬。
それは、遺体を鳥類に食べさせることで、魂を天へと運ぶ神聖な葬儀。
絶対に神聖に違いない。
写真なんて撮っちゃいけないに違いない!
とっても荘厳な雰囲気に違いない!!
だって、鳥葬は神聖なもののはず!!







おい、なんだよこのモニュメントは?USJかっ!?
コンセプトが良く分からないが、とりあえずここで鳥葬を行うらしい。
もう神聖感、0%ね。台無しだよ!!





観光客、多っ。
もう完全に観光地ですやん。アトラクションですやん。。


この観客達の前にはサングラスとマスクで顔を隠した僧侶さんが、
口にマイク、腰にスピーカーをぶら下げて、鳥葬の説明をしてくれます。


↑バイオハザード4の武器商人にだいたい一致。

「はい。あそこの塀と布で隠されている部分で遺体が解体されてます。」

「全て綺麗に食べて貰わないと、天国に行けないんです。」

「残った頭蓋骨は杯に、骨はアクセサリーにして遺族に還すことで、常に死者と供にできる、尊敬の一種なんです。」

「はいそこー。遺体解体方面は写真は撮らないで下さい!」



遺体の解体が終わり、カーテンのような幕が上がると同時に、
各馬(鳥)、一斉にスタートです。
我先にと鳥達が遺体へ向かいます。

堀があるので、良い感じでついばむ所は隠れて見られないようになっており、
それなりに死の尊厳などは守られてい・・・・。
うーん、守られているのか?

「鳥葬をされる人はボランティアなんです。だからほぼ男性しかやらないんです。」



では、鳥葬も見終わったし、街をぶらぶらしますか。













8月は雨季なんだって。それにしたって、晴れないねぇ。

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