バヌアツ旅行記
南太平洋中毒の原因になった国。南太平洋にようこそ。

2009/1/21(水) 3日目 ピーナッツ食べる?
【本日の行程:エスピリッツサント島】

泊まっている宿の目の前は大きな公園になっていて、
芝生とベンチとお日様で絶好のダラダラスポット。
バヌアツ人も皆、思い思いの木陰を見つけてダラダラしています。
中にはラグビーなんてこの日差しの中ドMスポーツをやる健康的なバヌアツ人も。
帰宅部な私は本を持ってベンチでダラダラ読書開始。


すると見知らぬ黄色人種がいるからか、
赤いシャツを着たおじさんが近づいてくる。

「ピーナッツ食べる?」

まさかのピーナッツナンパ、キタ━(゚∀゚)━ !!!!!


おじさん、これ、土ついてるけど。。

おじさん、これ、茹でてないよ、生だよ。。(涙)



どうやらこっちでは生で食べるみたい。
腹痛くならないのかなー、と思っていましたが、その後も黙々と食べ続ける私。

結局、ちょっとしたドライブに連れて行ってもらえました。
ありがとうございます!





午後になりダイビングのピックアップがホテルまで来てくれる。
車は郊外へ向かって揺られること10分。
ショアダイブ=浜辺ダイブらしい。





クーリッジと言う船は日本軍に撃沈されたのではなく、
地雷にぶつかって沈んだ船らしい。

バヌアツはソロモン諸島のちょうど下らへんに位置します。
そのソロモン諸島は連合軍VS日本軍の激戦地で、
ここ、エスピリッツサント島はソロモンが日本に落とされた時の次の戦地になる場所だったのです。
なのでサント島の町、ルーガンビルには今でも旧アメリカ軍が立てた宿舎や道路や橋がたくさん残っていて、
そのまま使われていたりします。

クーリッジは実は、半分は客船、半分は軍人を運ぶ船として使われていたそうで、
ちょうどその軍隊を運ぶ際に自分たちが防御用として設置していた地雷に自ら当たってしまい、
そのまま岸のすぐ側に沈んでしまったそうです。

まぁ、つまり、自爆したってことね。

で、そのまま沈んだ船は上手い具合に深い溝へと落ちていき、
その船体が海面に出ない程度に、しかし人がダイビングできる絶妙な海底へと沈んでいったのでした。



だから、エントリーは岸からめっちゃ歩きます。。浅瀬を。。
長い、これ100mくらいあるんじゃないか。。
重い機材を背負いながら、じゃぶじゃぶ浅瀬を歩き、
ドロップオフ直前で潜り始めます。

そのエントリーポイントにはクーリッジへの道しるべになるべくロープが岩に結んであり、
ダイバーたちはそのロープに沿って潜行していきます。


【クーリッジ:船外】
MAX30.7m AVE 14.3m 水温28℃ 潜水時間40分
潜水14:43 浮上15:23 
Air 250→150 透明度5~10m

潜る前にはもちろんブリーフィングがあるのですが、
全部英語なので何言ってるかさっぱり分からん。
しかしアクアマリン様はそんな人用に、、船内図と減圧テーブル表を用意してくれているのです!!



身振り手振りから察するに、今日はこの赤い丸の船外部分を潜るらしい。


クーリッジはどのポイントも結構深いため、
減圧停止も深いところ、浅いところで複数回、
減圧停止をする。


何mで何分停止、それを何回行うのかが最大潜水深度によって変わるらしく、
最大潜水深度に合わせて図で説明された表を見せてもらえます。


いざ、エントリー。



ちょっ、めっちゃ濁ってるんですけど!!
壮絶に視界が悪い、まだ船の中に入ってないんだけど。。

ロープを伝っていくと地面に到着。
なんかずいぶんまっ平らな海底だなーと思っていたら、海底ではなく船の側面らしい。。
船は横転した状態で海底に沈んでいて、
この視界のずーっと向こうまでまっすぐ、どこまでも船の側面らしい。
流石、199mなだけあるわー。。



そんな感じでクーリッジとのご対面は終了。
明日からは船内に浸入できるみたい!






疲れたので爆睡し、いつもの屋台へ。




うまうま、300vt(300円くらい)なりー。
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